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執筆者の写真Hiroto Yamazaki

第5回「新時代のブランディング」ブランディングって世界ではどうなっているのか?~ブランド動画:この10年のお勧め10選(後編)

みなさん、こんにちは。

ブランド・コンサルタントの山崎です。


今回は

「ブランディングって世界ではどうなっているのか?

~ブランド動画:この10年のお勧め10選」

後編をご紹介します!!


前回で3点をご紹介させていただきましたが、

日本のブランド動画との違いにビックリされたのではないでしょうか?


今回も必見です!!


では、早速始めたいと思います!


まずはおさらいで、前回であげた10選をもう一度あげます。


前回は

①Apple「クレイジーな人たちがいる」

③Coca-Cola「Coke Hug Machine」

⑤Unilever(Dove) 「Dove Real Beauty Sketches」

の3点をご紹介しました。


今回は、残り7点から3点を紹介しますが、、


うーむ、やはりかなり悩みますが(笑)

下記3点をご紹介します!


まずは、

こちらですが、、

すみません、自分がプロデュースした作品です。


当時、コニカミノルタさんから

「世界で共感を得られるブランド動画を制作してほしい」


と依頼されたのですが、当時はまだ日本にそのような作品は見当たらず

かなりのチャレンジでした。


結果として、

コニカミノルタのブランドメッセージである

「Giving Shape to Ideas(想いをカタチに)」を

登場する親子たちにリアル体験してもらい、

動画再生としても、

視聴回数は200万回以上、世界160か国以上で視聴され、

ミッションは達成したと考えています。


*ちなみに、この動画に登場した親子には

演技は一切ありません。


本作品に関しては、メイキングもありますので

ぜひこちらもご覧ください!




続きましては



こちらは、日本ではP&Gと競合にあたるクライアントさんの知人から


「すごい動画が出てきたから観てみて」


と言われ観たところ、、

すごい動画でした、、。


何がすごかったかというと


P&Gは、様々な有名商品ブランドを持ち、

企業ブランドより商品ブランドに圧倒的リソースをかけていたのに

いきなりオリンピックのスポンサードCMという大舞台で

企業ブランドのCMを出してきた

という点。


もう一点すごいのは

「企業も商品も前面に出てこない」

という点。


ターゲットである母親とその役割を前面に称え

自社はそれに寄り添い続ける存在でしかない


という訴求ですね。


通常ですと

・企業ブランドではオリンピックのスポンサードをする規模の予算は持っていないはず

・自社商品が前面に出ないのは、これまでのクラアイントの常識からすると「あり得ない」


この2点から、社内では相当剛腕な方が仕切ったのだろう

と推測されますね。


企業ブランドを前面に出してきた先駆けかもしれません。


そして最後は


これも必見ですね。


数年前の作品ですが、まさに“今”観てほしい作品です。


文脈としては、旅行の情報会社として最後に

「さあ、世界を旅してみよう」

という方向へ導くのですが

その前のストーリーが素敵すぎます。


まあ、私がネタバレするより「ご覧あれ!」です!!


如何でしたか?


グローバルのブランド動画を観てしまうと

日本のブランド動画(というかブランディングの在り方自体)がヤバい、と感じてしまいます。


この危機感は10年以上前からずっとあって

年々強くなるばかりです、、。


それでは次回は、

日本のブランド動画の状況についてお話ししたいと思います!


次回もお楽しみに!!


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